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新刊入荷!!《学園物語》下巻 著:えぴつぅ(AP2) [図書室]

第11話
これはある職員室の出来毎:
校長代理KE:会議始めます。担当毎に報告願います。
学生担当KNから報告します。入学者数は順調です。表コラムPR効果と考えられます。今後も推移を見て勧誘します。なお出願者のうち自己紹介書が不備なデキテない奴には再提出を求めています
KE:あの珈琲店の気の弱わそーな彼は?
KN:彼は最もデキが悪いので論文の提出も求めました。憎めない奴ですが,甘くすると勘違いしそうなタイプなので厳しくしてます
KE:そのまま続けてください。広報はどうですか
広報担当KJ:出羽。後方タン等より砲国志摩麩
KE:ストップ。先にa徳クンをアップデートすること。生徒の模範でお願いします。任せましたよ
KE:最後に私から。新入生歓迎会は企画が出来次第通知します。問題なのはビジネスパーソン向け新講座です。肝心の初回特別講演の日程、および教科書であるデキルヤツの条件の出版予定が決まらないので、今、講師と出版社にプレシャーをかけています。多数の協力が不可欠ですので担当毎に鋭意進めてください。KNさんKJさん,裏庭との連携もよろしく。以上会議を終わります。

第12話
地下鉄の階段を上って、地上に出た。すぐ目の前に、そびえる摩天楼……、ここだ。彼女が言った,建物の横の小径の左手の喫茶店もある。2階から猫の鳴き声。隣に新聞屋。この辺だ。なぜこんな判り難い店が目印なんだ?学園は?事務棟は?入学届け提出先は?チクワ部の部室は?猛烈な不安に襲われる。本当にここなのか?誰か俺に教えてくれ。どうすれば俺は学園にたどり着く。辺りを徘徊していたせいで,喫茶店の店主らしき男に呼び止められる。「あんたに伝言。早く××学園にも入学届けを出せよ。校長代理直々のお誘いなんだから。だと」何だ,この全て見通したような態度。なぜ知っている。事態が飲み込めない俺の困惑顔に満足げな店主が続ける。「あんた,沢山の名前が有るらしいが,入学するにはひとつで十分だ」そこまで知ってるなら教えてくれ。俺はどうすればいい「答えは教えない」どこまで人を焦らせば気が済む。時間の無駄だ。「待ちな。ヒントを聞きたくないのか」店主の謎賭けは耳障りだが図星だ。「あんた,猫語も堪能で奴らの仲間だろ。裏に住み着いたお茶目な猫一派になぜ相談しない」学園への道は遠くて近い・・のか?

第13話
これはあるオフィスでの出来事:「あ~書けない!」すかさず「今度は何?◎長のお言葉は」クールで土井スルーな先輩はマグ片手、斜め45度で笑顔。背後の気配も感じ取れない,ウ・カ・ツなボク。学園の歴史に関する宿題が書けないなんて,言えるハズもない。「企画書のプレゼンストーリーです」って嘘ミエミエなボク。「根が正直と言えば聞こえが良いけどサ,※※はハッタリも必要よ」先輩も全てお見通し?「一応,必勝はったりの方法論,読みました」勝ち目のない抵抗するボク。「※※はツモリ君にもなれやしないな,それじゃ。読むんじゃなくて実践するの」ゲッ。やっぱりあのコラム引き合いに出したのは失敗。「◎長オキニのコラムだからそれを勉強する姿勢は認めるケド。まだまだネ」反論できないのが悲しいボク。「でも◎長の叱り方,ボクに対して品格あると思います?徹底的に叱られてますよボク」「相変らず判ってないよね,※※は」毎々怒られてるはこっちなのにぃ・・と怨めしそうな顔をしたらしい。「良く考えなさい。◎長の叱り方に品格があるからこそ,※※は今ここに居られるの。わかる?」そうだだった・・あのコラム著者に感謝しなきゃ!

第14話
それはトアル学園の社会人講座での出来事:「では皆さんの意見を発表してください。まず※※君」エッ!ボクが最初。そんなぁ。「まさかとは思うけど,自分の意見まとめましたよね」焦るボク。「もちろんです」「ではモジモジしない」「コメント欄への投稿にはルールが必要だとボクは思います」「え?それだけ?君,校庭10周したいのね。じゃ次」「ちょチョット待ってください。一応結論から述べてみました」「そおなの?じゃ続けて。発表態度も採点しているのを忘れないこと」「最低限のネットマナーみたいな感じのルールは必要だと思います。伝統ある○経サイトだし。でもボクが言いたいのは,身近にある障害を打ち破ってみませんか。ブレイクスルーです。勇気のいることですが、たぶん、何かが変わり・・」「そこまでッ!やっぱ君は校庭100周」「そんなぁ~」「コピペしたでしょ。しかも前後の流れを理解しないで,自分では意味理解しないまま引用した。今度やったら退学」ヤバッ!ネタ元ばれバレ。「※※君。あなたは,今ブレイクスルーしなければならない問題が見えていないようです。減給は確実ね」あうぅ~。軽率な自分を後悔して魔麩ぅ(泣)

第15話
それはトアル珈琲店での出来事:「相変らず冴えない顔だね。今度はどんなヘマららかした。たまにはオレが愚痴を聞いてやる」気分屋の店主が妙にボクに優しい。油断しては鯉も飼えない。ツボにハマったら長がぁいお話を聞くことになる。この位はボクも学んだ。でも店主の視線から逃げられそうも無い,電話もかかってこない。渋シブ「実は,某オンラインコラムを教科書にして勉強始めたんですボク」「そりゃ駄目だな」まだ何も って,ボクの顔が訴えたらしい。店主は謎の笑。「そのコラムをこぴぺしたろ。恋を買っては鯉も飼えない,恋は落ちても破れるもの,でもって単位は落とすもの」何それ?ってまた顔に出たハズ。睨む店主。「俺の話しが元ネタになって奴がコラムに書いてる事ぐらい,気が付かないのかね,君は」そう言われればそんな気が。いつも話が長いから,耳に入っても右から左に受け流しもセズ,スルーしていたしなぁ~って僕の心を店主に見透かされた。「だから減給なんだよ。なぜ?って顔だね。君はハッタリが効かないとこだけは褒めてやる。正直者は・・。オットその話じゃない。土井スルーになりたきゃブレイクスルーしな」またダ・・どうすんのよボク(混乱)

第16話
それはトあるオフィスでの出来事:「ボクって空気読めないタイプだと思いますか」何言ってんだコイツって感じでマグ片手の斜め45度で先輩は冷笑。「空気を読んだその後が問題よね※※の場合」「それって褒め言葉ですよね。読む姿勢があるって意味で」「あぁ~そう理解しちゃう訳ね」「えッ!違うんですかぁ」「某コラム勉強してるとは思えないわね。初回作よそれ」「だから自分を反省してるツモリです」「ツモリ君の用例も相変らず間違。今回は見逃すけど」この台詞どっかでも言われたって思ったボク。先輩が睨む。「空気はね存在感ないけど風なら体感できるし台風なら災害も起こすのよ」「あの理科の授業では無く・・」「それよ」「どれですか?」「ショートコントは別コメ。バキッ!されたいの※※は」「ボケですけど」「元々ボケの塊なんだから,そこはそんな風に空気読まないの。それこそ読めない典型例よ※※の」「はぁ?」「だからね,時と場合で読む・読まない,読むべき点,読んだ後の解釈。全て状況に応じた対応が必要なの。だからネ,パターン化で応用しようとすること事態がスジ違いなの。わかるこの理屈」ボクの混乱は続く。

第17話
店主がいない。珈琲店は営業中。長がぁいお話に捕まらないので嬉しいケド、チョット落胆してるボク仲間もいつもと違う雰囲気。二階のお茶目な猫たちはいつdeも賑やか。「どうしちゃったんですか?」事態が呑み込めなくて、艦長って渾名を持つお友達に聞いてみた。「張り紙の通り出張中らしいよ。珈琲は勝手に飲んで良いそうです。御題は後から利息付で請求されるとの事です」うぅ~ん、なんか怪しい。ボクの怪訝そうな顔色を読まれた。「ぷぷぷプ♪。※※さんも引っかかりましたねぇ」帰国子女の優しいあの子が嬉しそうに横槍。「おしえてよぉ!」「駄目で棲!。デキルヤツを目指すなら自分で状況を察知しなきゃ鯉も飼えません」魅力的な謎の笑み。彼女となら恋を買・・烏賊ン。霜な煩悩は封印。ボクのキャラじゃない(冷汗)。「※※さん、マスターのお話ずっとスルーしてたでしょ。怒ってましたよ。話し聞かない奴が多いって。フフ麩」図☆。どぉーして,そう土井スルーなの皆。「イケヅゥ~!」って言っても迫力ないし(泣)。張り紙に小文字で追伸「いると目障りでもイナイと案外寂しいもんだろ。俺の話を良く思い出すよぉ~に!」珈琲が出てこなぁ~い♪(アレ?)

第18話
これはとある社会人講座での出来事:講義を始めます。今回の食材はちくわぶ。中華風をテーマとして調理実習します。「待って先生!ちくわぶ使って中華風なんて授業として不適切だよ。ちくわぶって言ったらおでんが常識じゃん。関東風の出汁で作ってこその伝統ある味であって、こんな実習は邪道。皆こんな講義をありがたがっちゃだめだ」「ほぉ~良い意見が出ました。では実習の前に※※君。##君にこの講義の趣旨を説明してくれる。デキるよね。前回と同じテーマですから」ハッハイ!眠気が飛ぶボク。「え~と。関東ではちくわぶはおでんの定番具材ですケド。別におでんだけに限定する必要はないと思います。関西在住で始めて出会って調理した方は,天麩羅やイタメシ風に仕上げたとの噂を聞きました。食材を生かして美味しく頂ければ、調理法に拘り過ぎない方が良いと思います」「※※君チョットだけブレイクスルーに近づきましたね。その調子です。##君,柔軟な発想が大切ですよ。わかりますか?では実習を始めます。麻婆ちくわぶにチャレンジしてみましょう」「待って先生。もう500字だよ」「あら知らなかったの。調理時間は3分なのよ。」

第19話
これはトアル学園での出来事:「※※さん。自主お題で悩んでるみたいですねぇ」「おめぇには斜め45度で遠い視線は似合わないって。キャラ違いすぎ」社会人講座で知り合った仲間は鋭いけど毒舌なのが偶に傷塩。(玉に瑕の五時ではない。念のため)。「ボク##君みたいに知ってるのに,あえて問題提起型の意見出しするとか,$$たんみたくスパットしたまとめもできないし。デキルのは悩む事だけだから」「自虐ネタ得意だよねぇーおめぇは。どっかの一発屋タレントみたく消えちゃぞ,そのうち」「##君,ハッキリ言いすぎ。モンタ気取ってズバズバ言ってると誤解されて友達が減ると思うなあたし」「ヨシノリは健在」「それって総統デスラーなオヤジ系よ」結局,ボクをダシにして勝手に盛り上がる二人。どっかの珈琲店と同じじゃないかぁ(泣)。「東京の粉モン考えてるのボクは!」「読めた。モンジャとか答える旗だな」「またぁ~。※※さんいじめないのぉ。オチがわかってもあえて聞いてあげるのも礼儀なのよ」$$たんそれってフォローになってないから。ってツッコめる訳もなく,モジもじしてたら更に追い討ち。「※※たんは,マスターが出張中だとコピペもできないもんねぇ」偶にどころか何時も傷塩なド江洲なのね皆。

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多分もっともっと続くのです(´- `)フッ(´ー `)フフッ(´ー+`)キラッ


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コメント 5

ch-k

え? 多分なの? ずっとじゃないの?

ずっとがいいなあ。

お願いしますね。


by ch-k (2009-04-20 17:01) 

ke_co_ltd

うふふ。
AP2さましだいでス。
ニヤリ(´ー*`)キラーン

by ke_co_ltd (2009-04-20 23:10) 

AP2

あらら・・・いつの間に ^_^;

けえ校長代理
載せてくれてありがとうございます。
大校長のありがたき講義の上に載ってしまうのも,かなり冷汗モノです。

ch-Kさん
気張らずに・・・ぼちぼちと継続する つもり で麩(^.^)
by AP2 (2009-04-21 08:43) 

猫目

えと、けえたん、頭の「第11話」がふたつある。(^^;;)
by 猫目 (2009-04-21 17:51) 

ke_co_ltd

ほんとだー
これでは恋も変えません!
更新しました!
by ke_co_ltd (2009-04-21 19:07) 

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