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あたたかい北風の吹く街より Page‐3 バスターミナルの18時、そして私は―― [校長室]

今日も混んでいるな――。

 私は思わず舌打ちだ。と言っても、肌と肌が触れるほどの混みようじゃない。
 だけど、右折や車線変更のたびに、周囲の人にぶつかり、すみません、と詫びなければならないのには閉口している。

 どうやら、私はとりわけ車の搖れには敏感らしい。
 脚力が弱いわけがないのだけど、それ以上にシドニーのバスが搖れるのだ。それもすっごく。嫌になってしまうくらい。

 それだけじゃない。左折すべきところを直進してしまったバスがいつの間にか本来のルートに戻っていたり、そしてたまに、本当にごくたまにだけど、脱輪のサービスもある。

 ベンツ製の大型バスは、今日もガタゴトと搖れている。


       * * *

 チンッ、というルームベルのような音がすると、フロントガラスの上部に据えつけられたパネルに〝 STOPPING 〟の青い文字が点灯する。運転席は日本と同じ右側にある。

 肩と肩の間をかき分けて乗客が降りていくと、今度は別の客が乗り込んでくる。

 シドニーのワンマンバスは、乗車するときに行き先を告げ、日めくりの暦のような切符を運転手から受け取る。裏まで透けて見えそうな、障子紙のような薄い切符。もちろん、乗車料金と引き換えだ。

 週単位の定期券や〝短冊〟みたいな回数券を利用している人もいる。
 乗降扉の脇に取り付けられた機械が、短冊の使用回数を読み取る仕組みだ。

 そのとき、読み取り機は、ネジのゆるんだ古椅子に座るときのような〝ギッ〟という鈍い音をたてる。回数券利用客の数が多ければ多いほど、古椅子はますますきしんでいく。

 ギッ、ギッ、ギッ――、あまり気持ちのいい音ではない。

 機械の調子がいいときには、ギッ、が、ズィッ、という怪音に変わる。
 そうかと思うと、機械がなかなかいうことをきいてくれないときもある。
 作動しないのだ。

 気前のいい運転手は、いいから乗った乗った、と三人くらい立て続けに無賃乗車を奨励する。乗客も、いいのかしらという顔をして車両の中央に移動していったりする。先月初めに運賃の値上げをしたばかりだから、三人くらいタダ乗りさせても平気なのだろう。

 でも、そういうひとたちを恨めしそうに睨みつけているひともいる。機械が正常に作動して、ちゃんと料金を支払った乗客たちだ。

 シドニーのバスは混むばかりでなく、勘弁してほしいくらいに揺れるが、なかなか愉快でもあるのだ。


       * * *


 初冬のシドニーは、連日の雨続きだった。

 街全体が雨音に包まれたある日の夕刻、くもった車窓をつたう雨の滴を眺めながら、私は相変わらず、すみません、を繰り返し、両足を強く踏ん張っていた。

 すいません。あ、ごめんなさい――、私はいい加減うんざりし、腐ってもいる。
 雨は嫌いだ。それだけで気が滅入る。
 雨の日の揺れるバス。これも好きじゃない。
 そして、五時きっかりにオフィスを引き上げるスタッフ――。

 私は、彼らに半ば呆れていた。
 彼らは、ほとんど残業ということをしないのだ。私はその姿に驚いている。大学の講義じゃあるまいし、どうして四時五十五分に書きかけの書類を閉じることができるんだろう。

 遅くても、五時半には最後のひとりが席を立つ。
 すると、とても困ったことになる。私にも〝帰れ〟と言うのだ。

 オフィスに机を置かせてもらっているだけの私は、ただの居候だ。オフィスが開いている時間は自由に使っていいと言われているが、鍵は預かっていない。だから、オフィスを閉める時間になると、帰れと言われるのである。それが毎日のように。

「ねえ、頼むよ。調べものの続きをしたいんだ、ちょっとでいいから。本当にちょっとだけ」
「ダメよ、あたしももう帰るんだもの。さあ、準備して。帰りましょう」
「だったらさ、鍵を貸してよ。オフィスを出るときはちゃんと戸締まりをして帰る。明日は朝いちばんに出て来て鍵を開ければ問題ないだろう。火事が心配だったら、煙草だって吸わない」
「嘘はよくないわ、しかも二つも。あなたが定時に出て来られるわけがないし、禁煙だってできっこないもの」

 嘘は案外とすぐにバレるらしい。頼むよ、ミム、と私は両手をあわせる。

「七時まででいいんだ、約束する。それまでには終わらせるから」
「ダメです。あたしには預かっているキーをあなたに貸す権限はないわ、ボスに叱られるもの」
「内緒にしとけばわからないよ。お願い。このとおり」

 だが、ミムは譲らない。

 ミムというのは彼女の愛称だ。本名はミュリアル・ジャコブス。キャンベラの出身で、年齢は私より二つ上。オフィスでは社長の秘書を務めている。だから、片言の日本語を喋る。ちょっと危なっかしいが。
 初めて彼女にコーヒーを煎れてもらったとき、コーヒーにミルクと酢を入れるかと訊かれてぎょっとしたことがあるが、そんな感じの危なっかしさだ。愛嬌はあるのだ。

 このオフィスでは私にいちばん好意的で、他のスタッフが煙たがっている私の喫煙にも目を瞑ってくれている。本来はセルフサービスと決まっているコーヒーだって煎れてくれる。もちろんブラックでいただくが。
 ウサギを象ったイースターのチョコレートだってプレゼントしてくれたし、月末にはキャンベラで催される記念式典〝アンザックデイ・パレード〟の見学に連れて行ってくれる約束もしているが、私の〝居残り〟だけは許してくれないのだ。オフィスでは誰よりも日本人に理解があるくせに。日本には〝ベルさっさ〟で帰るやつなんていないんだぞ。

「気持ちはわかるけど、張り切りすぎよ。みんな、ちょっと心配してる。そんなに焦ることはないと思うの。ここは日本じゃないんだから、オーストラリアの時間で動けばいいんじゃないかしら」
「違うよ、ミム。それは違う。一時間はどこへ行っても一時間だ。東京でも、ニューヨークでも、シドニーでも一分は一分に変わりなくて、六十秒しかないんだ」

 私は、いつでも、どこでもその考えで生きている。

「時間が惜しいの? 日本人って、みんなそんな考えなのかしら」
「今日できることは今日のうちにやっておきたいだけだよ。こう見えても、私なんかルーズなほうなんだぜ」

 だったら――、とミム。

「そのルーズな性格を早くなおすことね。九時に出てくれば、五時には仕事を終わらせられるわよ」
「そんなことができれば苦労はしないよ」
「できるわよ。夜は早く寝て、朝は早く起きる。そうすれば一日が長いわよ」

 それがオーストラリアでの快適な暮らし方らしい。
 そして、ミムは、さぁ帰りましょうと言って私の帰宅を促すのだ。
 私は今日も仕事を持ち帰ることになる。大量の資料をバッグに詰め込む私を、ミムは見て見ぬふりをしている。
 シドニーに滞在して最初の二週間が過ぎてしまった。決まって五時過ぎにオフィスを追い出される私は、やりたいことの半分も消化できないまま。


          * * *


 冷たい大理石の柱にもたれて、私は煙草をふかしながらバスを待っている。

 停留所に設置された灰皿に煙草を揉み消すと、今度はジョージストリートをはさんだ真向かいにある旅行会社の、点滅するネオンサインで自己流の視力検査をする。いつものことだ。
 でも、ネオンサインの文字はすっかり覚えてしまった。違う時間のつぶし方を考えなきゃな、と思いつつ、今日も赤と青に点滅する文字を読んでいる。

 ちらりと目をやると、歩道に座り込んで、通行人を見上げながらバスを待つ人もいる。
 アーケードの薄暗い外灯を頼りに新聞を読みふけっている人もいる。
 防犯シャッターを降ろしたショーウィンドウを覗き込んでいる人も。
 そんなふうに、誰もが時間をつぶしながらバスを待っている。

 彼らの胸中には、きっと思い思いの一日がある。今日一日を途轍もなく長く感じていた人もいるだろうし、短く感じただろう人もいる。納得のいく一日もあれば、中途半端に終わった一日もある。私は、と言えば――。

 ターミナルにはバスが次々と入ってきて、家路につく人たちを迎え入れていく。

 373系統――、クージー行きのバスが客を乗せていく。
 389系統――、ボンダイ・ジャンクション行きのバスが通り過ぎる。

 ショーウィンドウをのぞいていた人も、新聞に顔を突っ込んでいた人も、歩道に座り込んでいた人も立ち上がり、それぞれのバスに乗り込んでいく。

 324系統――、ワトソンズ・ベイ行きのバスがきた。私が乗るバスだ。

 バスは今日も混んでいる。
 とても五十人もの乗客の命を預かっているとは思えないような勢いでバスが左折したとき、乗客全員の身体が右側に大きく傾いた。

 そのとき、ほんのわずかに覗いた隙間越しに、雨ににじんだハイドパークが見えた。
 ライトアップされた木々の枝が、アーケードのような歩道をつくりだしている。
 バスがまた大きく揺れて、フロントガラスに目を向けると、正面にはウィリアムストリートの勾配が真っすぐに伸び、渋滞した車が光の帯をつくっている。
 キングスクロスの十字路に高く立てられたコカコーラの看板が、雨の中で目映いほどに瞬いている。

 時刻は午後六時。初冬のシドニーはすっかり日暮れだ。
 そして私は、バスに揺られながら、今日も両足を踏ん張っている。


           * * *


 というお話でした。ワタクシ的にはたいへん懐かしい。

 最初の一ヵ月というもの、私はずっと苛立っていました。オージータイムというのか、彼らはとにかくのんびりしていたんですね。いまもそのスタイルはあんまり変わってないと思うけど。

 私が机を置かせてもらったオフィスは4階にあって、スタッフも20人くらいしかいない小所帯でしたが、5時を過ぎれば誰もが当たり前のように帰り支度を始める。お隣は旅行会社がテナントしていたけど、そちらもそう。全フロアがそんな感じで、5時10分ごろにはエレベーターが混雑していました。

 マスコミが変わっていると言えば変わっているのだけど、最初は本当に驚きました。どちらかと言えば、編集部なんてところは5時を過ぎてからが本番みたいな世界ですから。私なんか日付が変わるころによーやくエンジンがかかるわけだし。

 でも、彼らが5時きっかりに帰るのにはもうひとつ理由があって、海外はどこも同じかもしれませんが、個人商店はもちろんのこと、大きなスーパーでもたいがいは夕方6時くらいまでしか営業していないんですね。8時までやっていれば開店時間が長いほう。そのスーパーですら週末は平気でお休みだし、24時間営業のコンビニなんて〝あるわけない〟の生活。

 また、シドニーでの給与形態は隔週払いがフツーでした。日本人駐在員は違うかもしれませんが、月給というところはあまりありません。会社によっては週払いもある。その支払日が確か木曜だったと思うんですね。Pay day と言います。だから、毎週木曜だけはスーパーも9時くらいまで営業していました。その日は夕方のATMも混むんです。注:金曜だったかも。

 レストランやパブ、デリカテッセン等は遅くまでやってますが、ほとんどのお店が早く店じまいしてしまうので、仕事を終えたオージーたちは帰宅途中にスーパーに寄って食材を買う。という生活サイクルもあったように思います。

 理屈としては、週末に煙草が切れると禁煙を強いられるので、金曜のうちに買いだめをしておくのと同じ。煙草を置いたお店はどこも閉まっているし、自動販売機なんてものは〝SF〟のよーなお話ですから、だからお店が開いているうちに買っておく。これが基本です。

 とは言っても、終業時刻ぴったりに帰るのは、基本的にオーストラリアがのんびりした国だからだと思うんですけどね。とにかく、あくせくしないんです。郷に入っては郷に従え。という諺があるように、私も最初は彼らのペースにあわせようと努力はしてみましたが、結局一ヵ月ももたなかった。

 ところで、スペアキーを貸してくれなかったのは、もちろん私の信用がなかったからでしょうけど、シドニーの古いビルのほとんどにはエレベーターにも鍵があるからです。

 エレベーターに乗り込むと、たいがいはフロアボタンの横に鍵穴があって、施錠を解いておかないと、その階の扉が開かない仕組みになっていました。目的階で降りたくても降りられないんです。防犯対策の一環だったんでしょうね。警備員なんかいませんでしたから。

 その鍵はオフィスの幹部とミムのような秘書にしか渡されてなくて、だから居候の私なんぞにスペアキーなどつくってくれるわけがない。というのもありました。すると、オフィスとエレベーターの鍵を閉じる時刻になるととっとと帰れ。となるわけですが、このコラムを書いた翌週だったのかな、私は強硬手段に打って出ます。

 それが、泊まり込み。

 最後に施錠してオフィスを出るのはたいがいミムだったので、私は彼女に頼み込んで泊まり込みをするようになりました。取材のアポ取りや調べ物とか、やりたいことが思ったとおりに進まないことにいい加減うんざりしていたし、この状況を打破するには泊まり込んでやるしかないだろうと思ったからです。働き者です、私。

 で、朝もたいがいミムがいちばんに出勤してくるので、彼女が出社したら一緒にモーニングコーシーなんぞいただいて、ちょっとお喋りして、じゃーねー、と私は帰宅する。というようなことを週に二度くらいのペースでやってたのかな。そのまま夕方までオフィスにいたこともありました。駆け出しの頃はそんなの当たり前でしたから。たいへん働き者です、私。

 オフィスのスタッフは、みんなびっくりしていた――、というか、呆れ返っていたみたいです。泊まり込みで仕事をするよーなクレイジーなやつがこの世の中にいること自体、信じられなかったのでしょう。あの頃の日本人が〝エコノミックアニマル〟と呼ばれた所以です。でも、5時きっかりに帰るほうが私にはびっくり。

 というわけで、簡単な解説を――。

 コラムに出てくる〝イースター〟というのは〝復活祭〟のことです。イエス・キリストの復活を祝う日かな。日本の黄金週間のちょっと前あたりだったと思います。オフィスや学校では、ウサギのかたちをしたチョコレートを贈るのが習わしみたいです。詳しいことはわかりませんが、義理チョコみたいなものかもしれません。

 アンザック・デーの〝アンザック〟は、ANZAC と書き、 Australia and New Zealand
Army Corps の頭文字を並べたもの。オーストラリア・ニュージーランド連合軍兵士。という意味です。第一次大戦の〝ガリポリの戦い〟で、連合軍がガリポリ半島に上陸した日が記念日にあてられています。南半球にある二国がヨーロッパで戦ったからですね。

 上陸したとき、半島には〝ローズマリー〟の花が咲き乱れていて、だからローズマリーを象ったバッジがアンザック軍だったかアンザック・デーの象徴になっているのだとか。

 その後、この日は戦没者の慰霊祭となり、首都キャンベラでは毎年盛大なパレードが催されます。そのとき、退役軍人たちが当時の軍服や階級章を身につけてパレードするのが〝アンザックデー・パレード〟と呼ばれます。軍服と言っても、たとえばスコットランドの部隊が伝統のタータンチェックのキルトスカートを穿く。といったような正装です。

 パレードには各国の退役軍人が国別に行進するのですが、行進と言っても退役軍人たちですからゆっくりしたものです。イメージとしては、オリンピックの開会式のような感じかな。オーストラリアは移民の多い〝多民族国家〟でもあるので、いろんな国の退役軍人がいるのです。

 そのとき、必ずパレードの先頭を行進するのがギリシャ人たちの退役軍人で、ギリシャの部隊はアンザック軍と深い関わりがある――、というようなことを教えてもらったような気がするのですが、忘れてしまいました。ごめんなさい。

 ごめんなさいと言えば、このアンザックデー・パレードを見学に行ったときのこともコラムにしたのですが、原稿が見当たらず、フロッピーにも入っていませんでした。というのは、住まいのほうで仕事をするときは自分のラップトップを使っていたのですが、オフィスには〝書院〟というワープロがあって、誰もそれを使っていなかったので私が勝手に使っていたのだけど、原稿はどーやらそっちで書いたみたいなんですね ← そのために泊まり込みをしたこともあります。

 フロッピーに残っていないのは、おそらくそーいう理由だと思います。ということなので、フロッピーに残っていたコラムしかお届けできないことをいまさらながらにお断りしておきます。

 ということで、あたたかい北風の吹く街より、は次週に続きます。
 では。


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コメント 9

010辞書

あら、何かのワナかしら。久々の一等賞ゲト。
by 010辞書 (2009-07-05 01:13) 

052  はまちゃん@せみだん

皆さん週末で御用が多いみたいですね。

えっ、おいらですか。おいらは当然仕事をおさぼり中。
働き者ですから、私。
by 052 はまちゃん@せみだん (2009-07-05 14:50) 

074 わからん

眼に映る情景、楽しそうに好きなことやってたんだなと
ふと思いました。
若さが眩しく羨ましい話でした。
仕事も強引に泊まったりして若さの馬鹿さみたいなんが、
えーなーって感じです。
俺はF氏より十位若いのに
何だこの年寄り臭いのはなんなんだろうか。
「何なんだ」が
頭ん中でコダマしまくってウルセー。
それは老いといて
煙草ですが私はタスポ作ってないので
懐古的ですが店頭で買ってます。
こういうのもちとスローでいいなと思ってます。
昔、学生服にも売ってくれる婆さんが居たけど
悪いことしてる感があって
逆に健全だった気がしますな。
あの頃の洋モクは美味かった。
今は安い19mg国産。今時200円しませんぜ。

by 074 わからん (2009-07-05 20:36) 

Prince

あ~
またもや絡みどころ満載だ(爆)

お店の中に客がいても、閉店時間だと言って締め出す商売っ気の無さは、ある意味健全です(笑)

ANZAC DAY!!!!!!
これ読むまで忘れてました(爆)
もちろんNZも祝日ですた♪
僕が住んでいたのは片田舎だったので、セレモニー程度だったと思いますし、そんなことよりおねぇちゃんにしか目がいかないお年頃。
まったくもって記憶にございませんwww
by Prince (2009-07-06 13:56) 

さに

今回も街の様子がうかんでくるあったかい話ですね。
行ってみたくなります。
修学旅行できたら楽しいだろうな。
ところで「ベルさっさ」ってなーんていいますか?
うちは定時が6時なので6ピタとか6ちんとか。
会社によって言い方ちがうんでしょうね。
by さに (2009-07-06 18:51) 

068 子鼠

「日付が変わるころによーやくエンジンがかかる」という私との共通点がみつかってちょっとうれしい子鼠です。なんだかんだいっても、その土地のことを知るには公共交通手段を使うのが一番ですよね。いつくるとも分からないバスを待つ時間。定員オーバーでもありったけのお客を詰め込んで、傾いて走るトラック。待ち客と行商の熱気であふれかえる駅。ほぼこの街は歩きつくしたと思い、先月自家用車をローンで購入。免許も取得し、新たな世界を求めて、なじみの街で慣らし運転。
by 068 子鼠 (2009-07-07 19:30) 

とくべぇ

本編よりも、さにさんのコメントに食いついたのは内緒です。


>ところで「ベルさっさ」ってなーんていいますか?
>うちは定時が6時なので6ピタとか6ちんとか。
>会社によって言い方ちがうんでしょうね。

『6ちん』って…。いやん。

私の地域(?)では、キンコンダッシュとか定時ソッコー(何のひねりもない…)とか言ってます。

他の方々の言い方も気になるぅ。


by とくべぇ (2009-07-09 01:42) 

061 CSの語り

オージーコラムも3回目を数え、
校長先生の仕事ぶりと、現地での生活文化の
違いに戸惑う姿が、さわやかに出てきます。

新婚旅行で行った時は、あの独特の時間配分が
心地良かったりしましたが、仕事をするとなると、
あのゆったり感は確かにスピードとは程遠い(笑)

動物園に普通に野生トカゲとかいるし。
で、結構でっかい。
で、日本人ツアー客だけ「わあ!でけえトカゲだああ!」
とか言って驚いてるけど、
現地の人は普通。

添乗員に聞いたら、「コアラとかも野生でいる場合が
ありますよ、地域によってですけど。だから、
トカゲぐらいじゃ驚きません。」

現地に15年いる日本人添乗員が言いましたが、
完全にオージーの雰囲気は色々な意味で、
おおらか(笑)

ああ、オージーにまたいきたーい!
by 061 CSの語り (2009-07-12 10:08) 

032_oyasan @ まおたん。

すごい。やっぱり おもしろいです。
文化の違いを感じれられますね。

ちなみに おやさんも5時半には帰宅の毎日です。
別にスーパーがしまるわけじゃないよ。23時まであいてるし、18時過ぎのほうが 値引きが始まるしお得なんだけど・・・。
アポとか会議以外では、残業できない部署だから。

働き方も、ものの考え方も ひとにもよるし 文化や環境に影響を受けるんだなぁって改めて思いました。
by 032_oyasan @ まおたん。 (2009-07-15 12:40) 

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